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石釜作り★失敗?

【2013.6月】改良しています

下記の石釜を使っていて不満が鬱積した。 (1)釜の容積が小さい。(2)火と空気の通り道が分割されていない。(3)総じて釜の燃焼効率が悪く、温度が上がらない。

そこで、この6年間、ちょっとづつ改良をしています。もし石釜作りに興味の有る方は、2013年6月6日の書き込みもご覧ください。

【2007,5月】

5月の連休後半は城ヶ崎で石釜作りを進めた。(連休前半は相模原で資材の調達など・・)

5月3日早朝から
整地開始。助手は耐火レンガと耐火モルタルの調達のためカインズへ。

Dsc02969_1基部は畑から出土した石を利用した。周囲は大きな石で囲いをして、内部にはこぶし大の石を詰めた。







コンクリートで上部を固め、間口約40cm、奥行き約60cmの平面を作った。これがうまくいったので一気にコンクリートブロックも並べた。ここまでは上出来。
Dsc02971_1












11時ごろ助手帰宅。ブロックが安定しているので、レンガも積むことにする。
耐火モルタルは「800゚Cに加熱すると、より硬くなります」と言われたそうだ。が・・・

底面、側面、背面(の下部)を積み、レンガ積みはここまで。
レンガは吸水させたが、耐火レンガ+耐火セメントの組み合わせは、吸水不可とのこと。
~4時
Dsc02974_2


レンガの大きさが23cm×11.5cmであることが判明。ここで大きさが確定した。
実寸を元にアーチの型枠の木工作。
パソコンで作図し、プリントを一旦段ボールに写し取り型紙作成。それを用いてベニヤ板に型を書く。ジグソーを利用して曲線部分を切り取る。8枚の枠を切り出し、木材で連結してあばら骨の様な形にする。
~6時


5月4日
朝に異変発覚。「耐火モルタル (SK=32)」が全く硬化していない。急遽インターネットを利用して調査し、800゚Cの加熱が「必須」と判明。ママはやり直せというし、しばしパニック。製作を続行することにした。

朝~昼
(写真を撮っている精神的な余裕が無い)
朝からアーチ部分のレンガ積み。くさび形の隙間の形状(角度)は木片を使って固定し、最終的には小石を入れて固定。狭い隙間には、ショートニングを絞り出すように厚手のビニール袋を利用して耐火モルタルを入れた。広い隙間はコンクリートにして詰めた。この作業は手際良くできた。

耐火モルタルの不足分と、加熱用のバーナーの調達に助手がハンディへ向けて出発。
ハンディには耐火モルタルと耐火セメントの2種類があったが、双方共加熱が必須と判明。
蓋に利用する鉄板(バーベキュー用)も購入。

2時ごろまでに全体が完成。
外側の目地の主要部分をバーナーで加熱して部分的に形を固めて行く。1か所に10分以上かかった。
Dsc02978_1








3時~8時
釜内部の木材に着火。釜焼き開始。型枠などを燃やすが、その構造が邪魔をして燃焼がうまく進まない。団扇を使ってとりあえず燃焼完了。
Dsc02981_1


5月5日
早朝から釜焼き再開。
着火した薪を奥に置くことで安定した燃焼が起こることを確認。しかし、釜全体の温度が上ると対流がうまく行かなくなり燃焼が弱くなる。1時間ほどで釜の温度はかなり上昇した。
しかし、家族が起きてこないので、しばらく炭火を利用して弱く加熱することにした(約1時間)。釜の温度は150゚Cまで低下した。
その後ピザ(今回は冷凍物)を焼いた。約15分で底面はgood、上面はいまいち。釜の温度が低すぎたか。
一応「成功」いうことにしよう。万歳。

5月6日雨に供えてビニールシートで覆う。
製作主任:私(写真のマラソンTシャツのおじさん)。 助手:娘の婿さん(麦わら帽子)。

■ここまでの反省点
(1)釜の加熱には強い炎が必要。炭火は非力。
(2)鉄の扉より、保温性のあるものの方が良いかも知れない。
(3)燃焼の安定性が悪いので、吸気の工夫が必要。
   次回までにブロアを作成する。
(4)温度計は必須アイテム。
   熱電対を利用したデジタル温度計を自作した。(秋月・キット。送料込みで4300円)、これは1200゚Cまで使用できる。(300゚Cまで測定できれば良い)

(5)「耐火モルタル」&「「耐火セメント」は調査不足。甘くみすぎた。これは玄人用の製品。素人にはたぶん使用不可能。(この釜も外側は乾いてはいるが硬化していない。内側は硬化している)
(6)今後は、保温も考えに入れて被覆を計画しよう。
   粘土 or モルタル or 粘土+モルタル or 石膏ボード??
★屋根を付けて、雨が当たらなければ、これでも良いのか?

(7)最後の図は設計図。レンガの実寸を考慮に入れていなかった。
Photo_2

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コメント

ただただ・・・すごいわ!! 感心しまくりです。

投稿: かめ姫 | 2007年5月10日 (木) 21時41分

かめ姫様、お寄り下さりありがとうございます。
やっぱり助手がいるとはかどります。体力が必要な所は全部助手とその奥さん(娘)がやってくれました。

形は一応出来たし、機能もあるみたいです。
初期設計はピザをバリッと焼く短期決戦型の釜で、次回の城ヶ崎では焼いてみます。
かみさんはパン焼きに興味があり、こっちはやや低温でじっくり焼く必要がある。それには改良が必要なのでこれから時間をかけて釜を完成させていきます。
薪の消耗が激しいので、その調達が悩みです。

連休後半は釜作りと畑仕事を平行させて、連休後は完全にグロッキーです。

投稿: 城ヶ崎-見習い2号 | 2007年5月10日 (木) 22時24分

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!

投稿: 株の銘柄選び | 2013年6月 6日 (木) 11時13分

株の銘柄さん。ご訪問ありがとうございます。6年前の書き込みで現在は不満を抱えつつ、改良して使っています。改良点を手短に、この書き込みのトップに書き込んでおきました。

投稿: 城ヶ崎-見習い2号 | 2013年6月 6日 (木) 22時21分

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