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落ち葉は良い肥料です

★長文ごめん
【落ち葉(枯れ葉)の中身】
(a)枯れ葉には生きていた時に含まれていたリンやカリ(とちょっとのチッソ)など(すなわち多様なミネラル)の一部が残存していて(元の成分の大半は生存している幹や若芽に輸送されている)、それが肥料となります。(江戸時代には里山から取って来ていたのですね)
(b)セルロースなどの植物繊維は残っていますので炭素源(有機物)として微生物のエネルギー源になります。ミミズの餌にもなります。ミミズが増えると土地の肥沃度が一層増します。
(c)繊維の中には分解されにくい物があり、(b)で未消化のものが土壌の一部として機能します。これが増えると(一部の(c)と合わさり)土壌がふかふかになります。こうなると、ミミズも増え、作物の根も生育しやすくなります。

【それの利用法】
【1】燃やして灰にして利用
カリを多く含み、リンや微量なミネラルをバランス良く含みます。元々落ち葉内の含量が多くないので、大量に落ち葉を集めて燃やして、灰にします。肥料屋さんで買うと結構高いですね。ミネラルの濃縮度は高いです。芋類の肥料としては最高です。チッソ分を加えれば万能肥料です。
 (b)(c)の機能は失われています。

【2】そのまま鋤き込む。
落ち葉の嵩が高く、扱いにくいです。大量に入れたつもりでも、たいしたことがありません。元々肥料分が少ないので、施肥効果は少ないです。(b)と(c)の効果は期待できます。私は堆肥に近い効果も期待しつつ、ヌカがあればそれを加え、今回は手抜きで化成肥料を混ぜました。積み上げただけでも、ミミズがかき混ぜてくれて、下から腐葉土に変って行きますので、それを期待する手もあります。

【3】堆肥にして利用。
落ち葉を大量に集めて来て、ヌカや家畜の屎尿などチッソ分を含む肥料、および、水を混ぜると、微生物の格好の生育場所になります。時々かき混ぜて空気を入れて微生物を活性化することで成熟した堆肥ができます。
 ミネラル等の肥料のバランスが良く、また、微生物は植物の病原菌とも戦ってくれるので、作物が病気になりにくくなります。また、肥料分は一旦、微生物に吸収されているので、植物へはゆっくりと供給され、その意味でもガッチリ型の作物になります。良質の有機肥料となり(b)を有効利用しつつ、(c)の成分も残っています。

というわけで、どのように使うか方針を決めましょう。
【1】で(a)のミネラルを狙うか、【3】手間をかけて高機能な有機肥料とするか、【2】の手抜きかで、中途半端な効果で我慢するか。

 私が城ヶ崎で開墾を始めた時は空きスペースがたくさんありましたので、堆肥作りをしました。2m×2m×高さ1.5mの場所を作り、90リットルのビニール袋一杯の枯れ葉を何杯も集めて来て、そこへ入れて、足で踏み込んで、ヌカや生ゴミと水を加えました。枯れ葉が道に積っている季節はそれを続けました。大量の枯れ葉も春には20分の1ほどの量になったでしょうか。それを畑に鋤き込みました。
 現在は、スペースが無いので、堆肥作りをする時は、落ち葉を90リットルの袋にいれ、ヌカと水を混ぜて、詰め込んだまま、通路などに放置しています。
 このところ堆肥作りが面倒なので、もっばら【2】で、畑の畝を掘り起こした溝に、枯れ葉を30-40cmぐらいの高さに積み上げて、肥料分と混ぜつつ、足で踏み込んで、水を撒いて、溝を埋め戻しています。初夏には多少堆肥化しています。

 6年前に開墾した時は石だらけで赤茶色のコチコチの土地が(石は手で取り除きましたが)現在ではふかふかの黒土に変わっています。(c)の成分がだいぶ蓄積したのだと思います。
 開墾し残した部分に作物を植える時は、クヌギ林から腐葉土化した落ち葉を大量に掻き集めて来て、畑に混ぜ込んでいます。

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コメント

【落ち葉は土作りの役に立ちますね】

大量の松の枯葉は灰として土混ぜていましてこれも正解ですね
大きな穴を掘って落ち葉を入れてビニールをかぶせて
密閉していますが
これには「ぬか」を添加するのが良いのですね、それと
水分も必要なのですね
1/20に体積は減少しますので、まだまだ追加の必要がありそうです
そうすると春には立派な腐葉土ができるとしたらうれしいです

(今週行ったら土出来具合をチエックしてみます)

投稿: しいたけ | 2012年2月 9日 (木) 01時51分

しいたけさん。針葉樹の葉は堆肥には向かないそうです。灰が良いようです。堆肥作りの発酵には栄養分と酸素が必要ですので、ヌカ、生ゴミ、魚の廃棄物などを混ぜてあげて下さい。それと時々かき混ぜる。ミミズが増えて来て、腐葉土に変り始めると、嬉しいですよ。

投稿: 城ヶ崎-見習い2号 | 2012年2月 9日 (木) 19時23分

落ち葉の肥料分類、役に立ちそうです。

うちの場合は、たき火で灰にして畑に撒く利用が30%くらい、残りは敷地の隅っこに捨てて積み上げ腐葉土堆肥にしています。
草木灰は缶に入れて少し残しておき、ワラビなどの山菜のあく抜きに使っています。(灰の保管には火災にならないように十分な注意が必要です)
いずれにせよ、敷地が広い伊豆でしかできません。横浜では到底無理。

投稿: taka | 2012年2月13日 (月) 21時25分

takaさん。灰がたくさんあるのはうらやましいです。芋類には最高なので、大量に欲しいのですが、このところピザ釜を使うチャンスがありません。自然が多い伊豆なのに、ホームセンターで買うしかないです。

投稿: 城ヶ崎-見習い2号 | 2012年2月14日 (火) 18時07分

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