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TA2020電源交換

TA2020のボリュームが雑音を発し始めた。
デテント50KΩを購入して交換した。
当然ガリは消えたし、何となくちょっとだけ音質が向上したような気もする。
クリック感は「とっても!」気持ちいい。

バスブーストを効かせてあったのを、取り外した。
FE103-soをしばらく使ってきて、低音の出が良くなったせいか、ブーストは必要無い感じだ。音がすっきりした。

最近オシロを使い慣れているので試しに当ててみた。
あらら
2(クリックで拡大します)
約1MHzの揺らぎのある正弦波です。±140mVで大きなシグナルです。
当然聞こえませんが、スピーカーケーブルにこれが流れていると思うと気分が悪いです。
前にもプローブを当てたことがありましたが気が付きませんでした。

回路の色々な部分にプローブを手てみました。
電源回路にも、この波形が見られました。

その時は、「スイッチング電源が原因」と結論しました。
しかし後述のように、トランス電源にしても変化がありませんでした。
マニュアルを読み直して、試しに、出力のローパスフィルターのコンデンサを
0.22μF⇒0.47μFに変えてみました。一応効果はありました。
5(クリックで拡大します)
(スケールが違います)電圧は低下しているので、効果はあるようです。
計算ではこの周波数は完全にカットしているはずですが、1MHzなので、電波としてあっちこっちに飛びまわているようです。
1KHzのサイン波をアンプに入れてみました。
1(クリックで拡大します)
見ていられないような波形ですが、音質には関係ないようです。

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話は前後して、スイッチング電源に見切りをつけていたので、
(以前、FETの方形波パルスのテストをしていて、スイッチング電源内部の、フィードバック制御で、発振をすることがわかっていたので、いずれは交換しようと思ってはいたが)
トランス式に交換することを開始した。
生憎ジャンクボックスに転がっていたトランスは8V-30W。6、7Vの端子も出ているので、倍電圧整流も考えられる。ちょっと考えましたが、捲きなおしてしまおう。隙間が狭くて苦労しましたが、一層で30回銅線を捲いて12.7Vのトランスになった。
これに非フィードバック型の定電圧回路をかませた。
Photoクリックで拡大します
ジャンク箱の中に転がっていた信号用のシリコンダイオードに4mAを流してみて、最も高いVf(≒0.8V)の物を選別した。これと2SA1015のVbe(≒0.67V)との差を使って定電圧を作り出しています。
ダイオードの定電圧性が悪いので、FETで定電流を作り、定電流駆動しています。
FETは手持ちの中から4mAになるものを選んだ。結果は非常に安定した定電圧になりました。おまけにトランジスタと同じ温度特性ですので完璧な温度補償になっています。
2SA1015の負荷側も4mAの定電流になっています。
これを捨てようとしていた古い紫LEDをゴミ箱から拾って赤LEDと合わせて約14Vの定電圧を作り出しています。この電圧も高度に安定しています。
これを基準に2SK2232をドライブしています。最終的な安定度は1A負荷で0.3V低下しますので、そこそこの安定度でしょう。
アンプ側には15000μFが付けてありますので、突入電流を緩和するために1mHのチョークを付けた。
Dsc_0598(クリックで拡大します)
新旧の電源。下がキットに入っていたスイッチング電源。12V-4Aで十分な容量はある。
高周波ノイズはこれの責任ではありませんでした。
スイッチング電源の中にはとんでもない雑音を発生させるものがあるがこれは悪くない。

上が、追加の手巻きで出力電圧を上げたトランス。
元の物より若干銅線が細い。
元の物は5A程度の容量がある。ケースには入らないので外付けにした。
当然、高周波雑音は発生しないし 、リップルも観察できない。

このトランスでTA2020を駆動してCDを聞くと、全体として音がくっきりすっきりして、大音量時の歪感も減った感じがする。

見立て違いで、この電源交換では高周波ノイズは消えなかった。

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