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LMF501を使ったラジオ(2)回路の工夫

ラジオを自作しようと思い立った理由は、電波の微弱な城ケ崎で良好にTBSラジオを受信したかったからだ。
据え置き型の物があるが、IHクッキングヒーターのノイズを拾ったり、音質がいまいち。
以前から自作したラジオを使っていたが、満足できないので、いくつか工夫してみた。

【1】アンテナコイルの高性能化
これは前の書き込みに書いた通り、受信性能の向上に絶大に寄与することが分かった。

【2】音質の向上
Photo
(クリックで拡大します)
★(8/5追記)条件によっては発信が起こるので、デカップリングコンデンサーを増やしました。効果はありませんでした。

基本の回路から大した工夫は無いが、細かいところで工夫をした。

(1)AGC回路のコンデンサーの容量を増やした。
0.01μF→0.1μF
例えばドラムの音のような大入力があると、音量が抑制されて、不愉快な感じになる。
時定数を大きくしてみた。
いい感じです。

(2)カップリングコンデンサーや、デカップリングコンデンサーの容量を増やした。
高音カットのコンデンサーを入れた。
低音が良く出るようになり、バランスが良くなりました。

(3)スピーカーは高効率のものを選びバスレフ箱に入れた。
貧弱な電力しか出力されないので、できるだけ効率良く音にしてみた。

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ところで、相模原で聞いていると結構音がひずむ。

前報でアンテナコイルの性能の比較をしたが、その際コイルの出力がとても大きいことがわかった。
それはLMF501にとっては過大らしい。
試しに同調コイル(60回)とは別にコイル(6回)を巻いて、それをLMF501へ繋げてみた。
結果は【とても良い!】です。

上記の結果を見ると、LMF501の至適入力は1~数mVらしい。
AGCは30db(30倍)の能力があるがそれをオーバーすると、歪む。

コイルを小型にすれば良いようなものだが、ノイズの点からは、この方が有利だ。

【総合評価】
LMF501は十分実用的な性能を持っている。
性能は、完全にアンテナコイルの性能に依存する。
それが良ければ分離も良いし、ノイズも少ない。
バリコン一個ですが、関東7局は完全に分離しています。

AF回路やスピーカーも、良いものを選べば、音域も広く、良い音が出る。

簡易な回路だが、実用的に使えています。

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