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2018年6月

006p電池の代替電源にトグルスイッチとタイマーを付けた。

テスターの006p電池を単3ニッケル水素充電池で代用することを考えた。
HT7730を利用して昇圧する。
さらに、その回路にトグルスイッチと消し忘れタイマーを付けた。

【1】HT7730を利用して単3電池2個の2.5Vを約9Vに昇圧した

006p_2
(注:メーカーの推奨回路ではありません。完成までにHT7730を2個飛ばしました。)

取り敢えず組んでみると、リップルとスパイクノイズが残っていた。
(1)分圧抵抗の10KΩに並列で繋がっているコンデンサの容量を変化させると、200pFでノイズやリップルが最も低減した。発振も安定していた。

(2)SBDの周囲の配線を最短とした。これで高周波ノイズがだいぶ減った。

(3)ノイズフィルターから取り出したトロイダルコアを利用してコモンモードフィルター(1.5mH)を作成して繋いでみた。高周波ノイズは綺麗に消えたが、発振周波数のリップルが残った。
壊れた電源回路から取り出したリップルフィルター(36mH)を利用したところ、リップルと高周波も消えたので、これを利用した。

■これでデジタルテスターを動かしたところ、不自然な動きはなく、安定な電源として利用できる。
変換効率は70%程度で、動作中の電源電流も僅かなので結構長期間利用できると思う。

【2】タイマー付きトグルスイッチ
Photo_3
トグルSWの後段にタイマーを取り付けた
(1)双安定マルチバイブレーターを利用してトグルSWを作った。

(2)それの方形波の立下り/立上がりを微分して;
(a)立下りのマイナスの信号でPNP-MOSをonして、それによって200μFのコンデンサを2.5Vで充電する。
これで、終段のPower-MOSのドライバーMOS(BSS138)がonする。⇒Power-MOS on。
4MΩの抵抗を介して放電し、約1.0Vまで降下するとBSS138はoffし、Power-MOSもoffする。(約12分)

(b)方形波の立上がりのプラスの信号でNPN-MOSがonし、200μFのコンデンサを放電し、ドライバーMOSがoffしPower-MOSもoffする。

★200μFの充放電に意外に長い時間(約30m秒)かかる。
そのため充/放電の時定数を長くする必要があった。この回路では37msecとなった。

■下記の問題点を除くと、回路は安定して確実に作動して、使えています。
この部分の消費電力も僅かで電池の寿命を縮めない。

★タイマーがoffとなって回路がoffしても、トグルはon状態である。
それゆえ、再起動には、トグルのSWを、off/onの、2回押す必要がある。
(SWでoffした場合の再起動は、次の一回のSWプッシュでonする)

★タイマーのoff信号を拾って、トグルに戻せば良いのだが、トグルにその信号を入力する方法がわからなかった。今回はこれで完成とした。

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