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DC/DCコンバーターHT7730の裏技解析-7(結論)

【8/17加筆】
HT77XXを正規の制御電圧ではなく、0.8~1.0V付近で制御することが可能なのだが、効率があげられない。
 
そこで、その制御の回路でDC/DC変換効率を測定してみた。
(以下HT7730を利用して測定した)
 
グラフを描くつもりで測定したが、うまく描けないので結果の一部と結論をメモした。
 
コイル:比較的大きな47μH
制御電圧(Vout):0.8, 0.9, 1.0, 1.1, 1.2V
入力電圧:2.5V (1.5Vでも追加の実験を行った)
 
左の数字が制御電圧。
負荷抵抗を 295, 197, 99.2, 50Ω と変えたときの抵抗両端の電圧と、入力電流を測定して変換効率を算出した。
---------------------------
0.8V  21,  35,  38,  38% (発振波形乱れ)
0.9V    56,  55,  50,  38% (発振波形やや乱れ)
1.0V    79,  80,  79,  48%
1.2V    85,  88,  83,  --
---------------------------
※1.1V以上だと制御の範囲を超えている。
電源が2.5Vの場合、5mmφの白色LEDの印加電力(3V×20mA=60mW)だと、制御電圧0.8V以下にする必要がある。
それだと、とても効率が悪くなる。(実用的ではない)
 
制御電圧1.0V付近だと≒200mWの出力がある。
このあたりのLEDなら使える。
 
【結論】(8/17加筆)
★2.5V電源の場合:200mW程度を駆動できる。
★1.5V電源の場合:70~90mWを供給するのに利用できる。
  (砲弾型LEDを20mAで点灯すると消費電力は75mWで、効率が良い領域で利用できる。 
   この時のメリットは、制御回路が簡単に組める点にある。)
 
例えば、Vfが2.7V以下のLEDを、電流検出をケチケチで0.3V以下(合計3V以下)で使用するような場合に限定されると思う。
 
■ちなみに、正規の制御電圧を利用した場合には、希望する(3V以上の)電圧を、抵抗で分圧して3.0Vとして制御端子(Vout)へと印加することで、出力電圧を嵩上げできる。

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