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ダイソー300円ガーデンライト(改造・増強)

ダイソーで「見た目が」立派なガーデンライトを見つけたので、庭にちょうどよいか?と思い、購入した。
設置前に、点灯してみると、「点灯している」ことをやっと認識できる程度で、足元灯にもならない。
見掛けと300円の値段以外は、100円以下のレベルの性能です。

検索すると、ガーデンライト+改造で沢山ヒットしました。
同じように感じた人が多かったのでしょう。

何とかならないかと、早速解剖してみた。
使われている電源管理用のICはYX8055という石。
充電管理、夜間点灯、DC/DCコンバーターを行っている。
コンバーター内部には同期整流回路も入っているらしい。
その標準回路は、これ。

「YX8055」の画像検索結果

◆電池の電圧は1.2Vでしょうね。

本機にはインダクターに100μHが使われていて、12mAがLEDに供給しているらしい。

いろいろなLEDを試してみたが、当然のことながら、元のLEDと大同小異で明るくならない。

 

(1)インダクターを交換して50mA程度に上げてみよう。

発振周波数は100kHz程度なので、小さなコアだと磁気飽和を起こしてしまう。
それをおこさないためには、大きめのコアが必要だ。
何種類か巻いてみて、飽和しないコアを選別した。
飽和しているかどうかは、オシロでチェックして確認したが、電源電流をチェックすることでも確認できる。
巻数を減らしていくと、急激に電源電流が増加して効率が低下する。
そこが磁気飽和のポイントだ。
約15μHで50mAとなった。電源電流は170mA程度だ。

(2)充電池も凄いものが使われていた、NiMHで200mAHrと書かれている。

200ma 重さも信じられないほど軽い。
200mAHr: 9.55g
2100mAHr:27.18g
中身も軽薄らしい。
実測すると123mAhrだ。いずれにしろこれまで経験したことがないほど小さい。

これで、50mAでLEDを点灯をすると1時間も持たない。
充電池も2100mAhrに変更しよう。

そうると太陽電池の性能が問題だ。
実測すると、曇で50mW、晴天で165mWで、そこそこ充電はできそうだ。

コンデンサーは1.0μFが使われていて、脈流ではあるが、見た目はその容量で明るかった。

LEDは元の物を使用し、ランプのカバーは外して利用した。

【結果】
ライトから5m程度の先で足元を確認できる。

【感想】
性能は、オモチャとしても「買い」では無い。
中身は、感心させられるほど、全ての部品が最小のスペックとなっていた。
例外は太陽電池で若干オーバースペック。見掛けの高性能感を演出している。

今回交換したのは、充電池とインダクターだけなので、300円ならそのくらいは入れといて欲しいね。

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