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ゲルマニウム・ダイオードSD-46を試してみる。

ジャンク箱の中から見つけたゲルマニウムダイオードSD46が結構性能が良かったので、ネットで検索をしていたら、10本セットがオークションに出ていたので、早速クリック。
10本セットが到着した。
朝、到着したので、早速性能チェック。
25cm角の段ボール箱に30回リッツ線を巻いたループアンテナ兼アンテナコイルで東京NHK第2放送を受信後、ダイオードで検波し、出力の電圧を測定した。

【対照とした手持ちのダイオード】
SD46(NEC) : 31, 30 mV
選別した34 :26, 17, 30, 26 mV
1N60(サトー) : 5.3 mV
BAT85(SBD) : 56 mV

【今回購入したSD46(NEC)】
25, 25, 20, 20, 19.2, 15, 15, 14, 9.0, 5.0mV

の検波後の出力が得られた。

購入したSD46はリードが酸化した状態なので古いものであることは認識できる。
ただ、いずれもNEC製ではあるが、手持ちのものとは刻印が若干違う。ロットが違うのだろう。
また、ジャンク箱の中のものは何らかの選別がされて回路に組み込まれていたのかもしれない。
SD46といっても全部が高性能とは言えない。
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そこで、これらのVf-If特性を比較して見てみた。
1_20200120215801
46-oldはジャンクから取り出したもの。新規購入品の中で、46-goodは効率が良いもの、46-poorは効率が悪いもの。
在庫のものと新規購入品とはどうやら、違うものらしい。

しかし、今回もこのグラフから検波効率の違いとの関係は読めなかった。

If20μAを流す電圧(Vf)を比較すると、46-poorが最も低い。BAT85や46-oldよりは検波出力が大きいはずだが?
またダイオードごとにバリコンの位置が微妙にずれる。
極間のコンデンサ容量が違うのだが、それも僅かだし、そもそもSBDが最も大きい。
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もしやと思って逆電流を測定してみた。(印加電圧1V、単位はnA))
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BAT85  :1.7
SBD_1N60:1.1
SD46-old  : 7.7
SD46-good: 11.8
SD46-poor : 22.4
1N60(サトー):18
1N60p   : 40
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この数値と検波後出力とは逆相関している。小さい方が良いらしい。
これと、Vf特性を加味すると検波の効率を読めるかもしれない。

但し、小電力用のSBD RB521S-30 はVfが最も小さく逆電流も
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RB521S-30 :7.8nA
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と、十分に小さい。しかし検波に使うとQが著しく低下した。
極間容量が大きいことが足を引っ張っていると思う。
(低い電圧では>20pF)

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