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ダイソーの2032電池の測定

2032電池が必要になったので、ダイソーに行って購入・・・・しようとした。
3種類売っていて、どれを購入してよいか・・迷います。
Img_20200730_115056
高価なほうが性能が良いのか?
今回、思い切って測定することにした。
どうせやるなら定電流放電としようと、回路を工夫した。
(その経緯は前の書き込みに記した)

10.5mAの定電流で放電し、電池の電極間の電圧を
データーロガーで10秒間隔で記録した。

結果をグラフで示す。
 Photo_20200730124701
(画像をクリックすると拡大します。)
横軸が放電時間、縦軸は電池電圧。

放電停止を2.0Vとすると
  GoldenPower 66 mAh
  Maxell           54 mAh
  Mitsubishi      45 mAh
の結果となった。

(この測定の前に25mAで放電して測定した。相対的な順位は
今回と同様で容量は上記のそれぞれ約1/3と計算された。
これはまずいと思い、電流を10mAに減らして再度測定した)

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2032電池は規格では210mAhである(230mAの製品もある)。
上記の結果は規格の約1/4とかなり小さく測定された。

規格表(JIS?)を見ると
  標準放電電流 0.20 mA
  連続放電電流   3 mA
  パルス放電電流 15 mA
と書かれている。
ちなみに、パナソニックのカタログは0.2mAで記されている。

電子機器のメモリーバックアップとか数十μAの消費電流で
1年程度使うのならば、いずれも問題なく使えるだろう。

このデーターからは、10mAでLEDを点灯させるような
用途には明らかにGoldenPowerがお薦めだ。

Maxellは明らかに内部抵抗が安定して低い。時々10mAとか
のパルス的な大電流が流れるような使用に適していると思う。

MitsubishiとGoldenPowerの内部抵抗は比較的高い。
これらの結果からは、Mitsubishiは買いでは無い。

但し、いずれの電池も、放電停止して1~2時間後に
電池電圧を測定すると2.8Vとか、かなりの程度復活している。

電池の内部は化学反応で、物質の移動が必要だ。
10mAという放電電流は、電池の設計の50倍の電流なので
物質の移動が間に合わないということがあるのかもしれない。

今回の放電方法はこの電池には適していないことがわかる。

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私の使用している機器ではGoldenPowerはすぐに使用停止に
なってしまった。データーに現れない性質があるのかもしれない。

Maxellに交換したところ、現在のところ安定して動いている。

ところで、これまでは、パナソニックの電池を使っていて、それは
かなりの長期間の運用が可能なことはわかっていた。
が @300円ぐらいするので、安価なものですまそうと
して、今回の結果となった。

合計6袋購入。パナソニックの電池も調べてみたいが・・・。

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